山田製作所

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DXへの取組み

IoTへの取り組みを推進しています

山田製作所では加工工程の標準化・自動化を進めており、工場内設備のIoT化も積極的に推進しています。

研削盤の稼働状況を映し出すモニター
研削盤の稼働状況を映し出すモニター
概要
現場のあらゆる場所で稼働状況を“見える化”
  • 全ての研削盤(NCに対応していない古い設備を除く)にIoTを導入し、稼働状況をリアルタイムに把握できるようにした
砥石の摩耗状況の分析、適正な交換タイミングを予知
  • 現在は砥石の摩耗状況を分析し、適正な交換タイミングを予知するためのデータの蓄積・分析を行っている段階
  • 将来的には、すべての設備の稼働状況から各々のメンテナンスのタイミングを予知する環境が整う予定
成果
職人技と標準化、2つの強み
  • 標準化・自動化を進めることで、これまで勘やコツに頼っていた自社のノウハウを明確にすることができ、他社と共有すべき情報、自社内で守るべきノウハウ(コア・コンピタンス)を区別することができた
  • IoTで蓄積したデータの一部を活用することで、切削加工メーカーと連携してデータで双方の強みを活かした製品加工に取り組み始めている
今後の方針
生産性向上による受注増
  • 中小企業が生き残っていくためには、設備投資による生産量の向上はもちろんのこと、効率化による生産性を向上させることも重要
  • 標準化・自動化やIoT導入を進めて生産効率を向上させることで、受注を増やしていく
設備データと生産管理システムの連携
見える化による持続可能な体制
  • 研削盤と製品の寸法を確認する測定器をタブレットと接続することで、どの研削盤で誰が何を加工しどのような稼働状況にあるのか自動的に収集する
  • 見積り工数と実際の個数を比較して顧客毎の原価管理に活用する等、生産管理システムと連携させ、予実管理の定着化を実現させる
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