精度にこだわる

山田製作所の創業は1970年。倉庫を改築した工場で、ネジ切り加工(切削加工)からスタートしました。
しかし、低単価・大量生産という事業形態は参入障壁が低く、すぐに価格競争にさらされます。
厳しい仕事もありましたが、数年の実績を積み、お客様から信頼を得るようになると、
徐々に精度を要求される金属加工を依頼されるようになります。
そこで、より高精度な加工ができる研削加工を取り入れ、技術研鑽・ノウハウ蓄積が進むことで、
他社との差別化・高付加価値製品の製造が可能となりました。

20世紀後半は製造業の現場がどんどん機械化され、家庭にも精密な電化製品が導入されていく時代でした。
それらの機械が正確で効率的な動作を行うために、精度の高い部品が必要となります。
精度の高い部品を作るには、より高性能な製造機械が必要となります。
バブル経済期ということもあり、このころは設備投資への意欲が高い時代でもありました。
高精度な部品が、高精度な工作機械を実現し、より高精度な部品を作るというサイクルが加速度的にまわります。
当然、私たちが製造する機械部品に対しても、より精度が求められるようになってきました。

研削にこだわる

そこで私たちは岐路にたちます。
技術の進歩により、切削加工でもかなりの高精度の部品を製造できるようになりました。
そのうえ切削加工は大量生産に向いた技術です。
生産性の高い切削加工を選択すべきか、より高精度を出しやすが、手間のかかる研削加工を追求すべきか…

進むべき方向を決定づけたのはお客様からの要求でした。

精度より生産性を優先する判断は、果たしてお客様の望むことだろうか。
私たちがお客様から認められているのは「精度の高さ」じゃないか。
そのためには研削にこだわり続けることが使命だと判断しました。

それからは常に研削による高精度を追求し続けています。
しかし、ただ高精度を追い求めるだけではありません。
高精度を維持した上で、大量生産に対応できることをコアコンピタンス(自社の強み)ととらえ、
日々高まるお客様からの品質・数量に対する要求にお応えできるよう、研究・技術向上に努めております。

●=輪=和にこだわる

そして現在、企業にはコンプライアンスの順守やサステナビリティ(持続可能性)が求められる時代になりました。
社会や文化・環境に対する責任が、強く求められています。

私たちが製造する高精度な機械部品は、精度が高いほど動作のロスが減り、
高耐久・高効率・省エネルギーに寄与することができます。
高精度に注力することは、サステナビリティに貢献することと考えます。

また、●(真円)を得意とする私たちは輪・和にもこだわっていきたいと思います。
循環型社会という輪への対応、社内コミュニケーションという和による技術力向上及び継承、
お取引先との和、地域との和など。
まん丸にするのは製品だけではありません。

すべてのものをまん丸にする(意気込みの)山田製作所の未来にご期待ください。